2019年3月15日に映画が公開された【君は月夜に光り輝く】
原作には続きが発売されていることをご存知でしょうか?
【君は月夜に光り輝く+Fragments】
今回は続編として出版された小説のネタバレを書いていきますね^^
代行を頼んでいた時のまみずの気持ちや、まみずが亡くなったあと卓也はどうなったのかなど気になることが盛りだくさんの内容でしたよ^^
香山彰を主人公としての話もありますが、それはまた別記事で!
ネタバレを見ずに原作を読みたい方はこちら!
君は月夜に光り輝くネタバレ!まみずの気持ち
渡良瀬まみずは体調不良の原因が分かず、いくつも病院をまわり【発行病】と診断されています。
体力が落ち歩行ができなくなり、最後は心臓を動かすこともできなくなり命を落とす治療法のない病。
まみずは長い入院生活、余命ゼロ日と宣告され、いつのまにか死を受け入れるようになっていきます。
生きていても迷惑をかけるだけ、悲しませるだけ、何かを生み出すことができないと。
そんな時に出会ったのが岡田卓也でした^^!
卓也の病人扱いをしない態度もあり、まみずは夢中になって話をします。
また来てほしいと言葉にしたが、卓也の態度からもう来ないだろうな、察知したまみずの予想を反して卓也は次の日も顔を出しびっくり!!!
さらに自分の宝物であるスノードームを壊され心の中では怒り、ショック!!!
ですが感情を表に出すことさえしなくなっていたまみずは、表面上では当たり障りなく対応しています。
また執着するものがなくなり、逆にすっとした気持ちになった自分に驚いた様子!
執着がなくなれば死ぬことは恐くなくなるのではないか。
若くして死ぬということ、それはこの先何十年と生きることによって生まれる可能性がゼロになってしまうということ。
まみずはすべての経験をしてしまえば、現世への心残りがなくなり、死への恐怖もなくなるのではないかと考え【死ぬまでにやりたいこと】を卓也に代行してもらうことに決めたのです!!
死ぬまでにやりたいことを手伝うという卓也に対して、最初は冷めた心でみていたまみず。
この人は【これから死ぬ人間に興味があるのではないか?】と考え、悪い気はしないこと、そして死を待つことに飽きていたこともあり卓也の申し入れを受け入れることにしたのです!
夏休みに入り卓也は毎日病院へ来てくれるようになり2人の関係もどんどんいい感じに!
まみずは心地よさを覚えつつ、このままではいけないと思うようになっていくのです。
卓也のメイド喫茶のバイト先の先輩への嫉妬、やりたいことが増えていく現実、卓也との日々が続いてほしいと願い、生への執着が増していることに気が付きます。
死にたくないけれど、いつかは死んでしまう事実。
まみずは卓也が自分のことをどう思っているのか、もし自分が病気じゃく普通の高校生として出会えていたらどうなっていたのか?など想像してしまうのですが、、、叶わない夢ですよね。。。。
まみずはこの気持ちを墓場まで持っていくことを決意します!
卓也からの告白されいったん断るも、2度目の告白ではまみずも自分の気持ちを抑えることができずに言ってしまうんですけどね^^♡
その話は、本編ネタバレと方をお読みくださいね!

君は月夜に光り輝くネタバレ!卓也のその後の生活とは?
卓也はまみずの【死ぬまでにやりたいこと】が書いてあるノートを、まみずが亡くなったあとも続けています。
高校最後の夏休みは【日本一周旅行がしたい】というまみずの願いを叶えるべく、自転車移動、テントで寝泊まりしやり遂げるのです。
これが最後のやりたいことリストでした。
これからは【自分自身のやりたいこと】をしていこうと決意する卓也。
そしてすべてを終えた卓也が次にとりかかったこと、それは大学受験のための勉強でした!
卓也はまみずは亡くなった後なかなか立ち上がることが出来なかったのですがが、まみずの父親に『とりあえず勉強は?』とアドバイスを受け、勉強に力を入れることにしました。
そして成績が上がり始めた卓也に友人である香山に『医者になれば?』と言われ、医者を目指すことに決めたのです!!!
卓也は医師になります!!!
努力をし医師になって働く卓也。
まみずのことを忘れていくのではないかと心配していたのですが、毎日仕事で病院にいくたびにまみずのことを思いだし心が落ち着くようです。
医師として働くことは簡単ではなく、人の生死を近くで感じる為、卓也は何度もつぶされそうになります。
眠れない日々、まみずのところに行こうと思う時もありますが、真っ暗な海に入り溺れてながらまみずと抱きしめあっている想像をし、日常に戻っていく。
現在31歳、これまで生きてこれたのはまみずのおかげ。
まみずが亡くなったという事実から、生きる力を得ているのです。
卓也はまみずから、たくさんの幸福、生命力、悲しみ、悲しみに耐える力などをもらっているのですね!
悲しくなった時は海にきてまみずと話をして、また現実で頑張って生きていく。
卓也はまみずのことを今でも愛しています!
g君は月夜に光り輝く続編の感想!
原作では分からなかったまみずの心の動きを知ることが出来ましたね!
感情を出すことさえ疲れていたまみずに、卓也は喜怒哀楽の感情を再び与え、楽しい日々を過ごしていたようですね^^
そして卓也!
卓也は医師として仕事をしていることにびっくりしました!
ですが、卓也らしいといえば卓也らしい職業ですよね^^
まみずが亡くなってから10年ほど経っていても、まみずが心の中心にある卓也。
まみずは忘れてほしくないからたまに思い出してね!と言っていた通り、卓也は仕事で忙しい時はまみずのことは忘れ(笑)
落ち込んだときはまみずに会いに海へ行く、ということをずっとしているようです。
まみずも会いに来てくれて嬉しいでしょうが、ちょっと心配してそうですよね!
まみずとしても、新たな出会い・パートナーを見つけてほしいと思っているんじゃないのかな?と私は思います!!!
まみずとの想いを胸に、さらに一歩進んでほしいですね^^
