わたし、定時で帰ります。

わたし定時で帰ります原作のネタバレと感想!矢野帰子原作がドラマ化!

矢野帰子さん著書の【わたし、定時で帰ります】が、2019年4月火曜夜10時から吉高由里子主演でドラマ化されますね^^!

この小説は【絶対に定時で帰る】をモットーの主人公東山麻衣が、長時間労働が習慣化する会社、上司、同僚、部下、元恋人、父親と対抗しながらも職場改善に奮闘する姿を描いています。

過労死、長時間労働など現代社会の闇が見えてくる内容で、現在その立場にいる人からすると辛い現実かもしれませんが・・・。

本当の敵は誰なのか?主人公結衣をとりまく恋人、元恋人、上司、同僚の心の変化、また結衣の心の変化も見所満載です!

こてからネタバレを含みますので、ネタバレを見ずに原作を見たいという方はこちらからご覧くださいね!

以下ネタバレ注意!!!

 

Sponsored Link

わたし定時で帰りますネタバレ!結衣と晃太郎の関係性

東山結衣は定時であがり、上海飯店でお酒を飲むことが楽しみ!
職場の皆に何と文句を言われても【定時で帰ること】を譲らない結衣。
それには理由があります。

まず結衣の父親は仕事中毒で小さなころから家には帰ってこない人で、母親が父親のことを忘れないように【遺影】を飾っていました。
結衣はそんなものを見るよりも父親に家に帰ってきてほしかったが、何を言っても父の心には響かず寂しい思いをしてたのです。

2年前に婚約していたにも関わらず別れを選択した元恋人の種田晃太郎もまた重度の仕事中毒で、この男がいれば燃えている案件も鎮火すると言われるほど、不眠不休・食事もとらずに仕事のめりこむのです。

 

東山家との顔合わせの前3日間晃太郎は仕事にいつも以上に没頭し、顔合わせ当日に結衣が部屋を訪れたら倒れていました、ゆすっても起きないほどに・・・
命をかけてまで働く晃太郎に【過労死】という言葉が浮かんだ結衣はこわくてたまりません!
結衣が晃太郎と別れた理由、それは【目の前で大切な人を失いたくないから】

また晃太郎も結衣が何を言っても響かなかった一人なのです。

 

この小説は晃太郎と別れた後荒れた結衣だったが、諏訪巧という新しい恋人に出会い前に進むことができ、結婚目前まできている時期に起こったお話です。

 

晃太郎がもともと働いていた会社は超ブラック企業!!!
社長の福永は無謀な案件を請け負い、【肉体は精神を超える!】と社員に叩き込み、残業や休日出勤は当たり前、心を病む社員が続出するような職場!!!

晃太郎は福永に会社に入れてもらった恩義があり、福永の為に働いていたが結衣と出会い【残業して当たり前】【利益を出すためには残業必須】の考え方だった晃太郎だったが、結衣を見ていて【本当に定時で帰って利益のでる会社があるのだろうか?】と思うようになりました。

 

結衣との結婚を前に会社を辞めるため、今の案件が終わったら辞めることを社長である福永に伝えていたが、その時に倒れてしまい結衣とは別れることになったのです。
その時自分が仕事を辞めることなどは一切結衣には言わずに・・・

 

【定時で帰る結衣】【仕事中毒、アドレナリン依存症の晃太郎】
まったく違う性格の2人だったが、だからこそ惹かれ、だからこそ衝突する・・・・

【仕事と私との結婚、どっちが大切か】を結衣に聞かれ【仕事】と答えた晃太郎だったが実際は仕事も結衣も選べない、けれど自分から仕事をとったら何も残らず、何もない自分を結衣が好きになってくれるはずはないと思い、【結衣のことを諦めた】のでした。

そしてこの2年間は結衣と別れ心にあいたアナを埋めるかのように仕事に熱中していたのです。
結衣の会社に入社したのも、結衣とよりを戻したかったからではないか?と思います。
(その時結衣には新しい恋人がいたので伝えてはいませんが)

わたし定時で帰りますネタバレ!結衣の敵 福永登場!

結衣と別れた後に、結衣の務める会社へ転職した晃太郎。
その会社に、晃太郎が勤めていた会社の社長である福永が入社してきたのです!!!
福永の会社は倒産、すべての案件を処理していた晃太郎が辞め仕事が回らなくなったことが原因の一つだったようです。

結衣の上司が晃太郎、晃太郎の上司が福永という構図が出来上がりました!

結衣の会社は無謀な案件は受けないよう【管理部】が設置してあり案件はすべて管理部でチェックを受けて跳ね返されるのですが、なぜか福永が受けた無謀な案件が結衣の会社で通ってしまったのです!!!

いままで定時で帰っていた結衣だが、1時間残業になり、、、そこからはどんどん残業が増えていきます。
みんなが定時で帰れるように奮闘する結衣ですが、会社に泊まり込む人、残業して当たり前だという先輩、残業していない結衣には見えていない世界があるので皆はついてきてくれません。

またこの戦いをしている時期、恋人である諏訪巧との結婚準備、新居、顔合わせなどに追われていました。
【巧は仕事はできるが無理をしないがモットーで、趣味や家庭を第一優先する人。】
晃太郎とは正反対で、結衣と似ているからこそ惹かれた人。
巧との関係も結衣が仕事に追われていくうちに怪しくなっていくのです。

 

無謀な案件でも【精神は肉体を超える!】という福永。
だが福永は残業をあまりせず、休日出勤もしない、仕事を部下に指示して自分だけは帰るような人でした。

今まで自分だけ定時で帰れればいいと思っていたが、皆を変えるために立ち上がったのです!!!

わたし定時で帰りますネタバレ!愁が引きこもった理由は?

結衣が教育係として指導している来栖は結衣が唯一定時で帰れるようにしていたのですが、行き違いから来栖の結衣への信頼がなくなり離れていきます。
来栖は仕事ができる晃太郎のようになりたいと進んで残業を始めるのです。

来栖との信頼関係を取り戻すきっかけとなるのが晃太郎の弟で引きこもりの愁。
愁がキーパーソンになっていきます!

結衣は晃太郎と別れた後も愁と連絡を取っていました。
そして愁に仕事を手伝ってもらっていました。(調べる案件など)
そして福永の情報・福永の会社の人がどうなっているのかなども調べてもらい、福永がどんなに【やばい】かを知ったのです。

ちなみに晃太郎には愁と連絡をとるな、巻き込むなと注意されてます(笑)

 

愁が引きこもった理由は就職して2年間、残業、休日出勤と頑張ったが成果はでず、すべて自分の責任だと上司に言われ、身体も悲鳴をあげ疲れていても眠れなくなり、朝起きられず遅刻、そして怒られる・・・

兄である晃太郎に【眠らなくても死なない】と言われ、本気で自殺を考えた愁だったが、そんな時に会った結衣をみて仕事を辞める、休む決断ができたのです。
結衣は初めて挨拶に晃太郎の家にきたとき、酔っ払い眠ってしまい次の日は二日酔いで、風邪をひいたと嘘をつき仕事を休んだのです。

こんなすぐに仕事を休む人がいるんだと思った愁は力が抜け、休んでいいと思えたのです。

 

来栖と年の近い愁は、結衣から来栖の話を聞き会って話をしたいと言い出し、今まで引きこもった理由は誰にも言っていなかったがその時にはじめて、来栖、結衣、晃太郎に話をしました。
真実を知った晃太郎はショックを受け、来栖は退職するつもりだったが踏みとどまりました!

わたし定時でかえりますねたばれ!結衣の闘い!

福永を外したい結衣はどうすればいいのか悩みます。
一方晃太郎は福永から逃れられず、福永の望みをかなえる為、福永の案件を成功させる為に仕事をします。
心のどこかで【結衣に止めてもらいたい】と思いながら・・・

 

【自分のために会社がある】【会社のために自分があるんではない】という考えの結衣の会社の社長は、働き方改革に力を注いでいます。
社員を病気にした過去の苦い経験から、残業チェックや無謀な案件をしないように管理部の設置など。

結衣は社長に直談判するも、自分でなんとかしないといけないと気づき、現場でどうにかしようと決意!!!
最終的には社長動きます!!!

 

納期の3日前、皆を自宅に帰らせ福永と2人きりの時間を作り、福永を説得。
そして自主的に長期休暇を取らせることに成功するのです!!!
(ここの流れ、小説を読んでほしい!!!)

愁が福永の元社員と連絡をとり、訴えるなど福永を中傷するメールが一斉に届くように準備していました。
晃太郎は愁が暴れて自宅に呼び寄せていましたがすぐにばれ職場に戻ってきたが、福永の晃太郎へのひどい言葉を聞き目が覚めたようで、福永への忠誠心がなくなります。

 

結衣は福永がいなくなった後に会社にきた皆に、能力に合わせた仕事の割り振り、食事休憩や仮眠をとることを徹底して納期までに仕事が終わるように頑張ります。

福永がいなくなった後の敵は晃太郎!
晃太郎は仕事をしだすと周りが見えなくなり、本当にいつか過労死してしまうと思っている結衣は晃太郎にも変わってほしいのです。

無事に皆に振り分けた仕事が終わり職場に2人きりになった結衣だが、隠し持っていた仕事があることを晃太郎に伝え2人で仕事を続けます!!!
結衣は【死ぬ気でやったことがない】ため仕事中毒者が行く【向こう側】にはいったことがありません。

今回結衣は眠らず、食べず、ひたすら仕事をすることで、晃太郎がいく【向こう側】にいくことを決めていました。
そして仕事を終え晃太郎が戻ってきた時に倒れて起こされても起きない【過労死】の恐怖を、自分が2年前に味わった恐怖を晃太郎にも同じ経験をさせて変わってほしいと思って計画をたてました。

そして結衣はついに【向こう側】へたどり着くのです。
アドレナリンが体中を支配し気持ちいハイの状態まで、どこまでも仕事ができると思う状態までたどり着きました!!!

仕事も無事に終わらせたところで、倒れたふりをするつもりが、、、本当に倒れてしまうのです!!!
気絶し倒れた時に頭をぶつけ大量出血、救急車で運ばれ病院へ。

 

血を流して倒れている結衣を見つけたとき【人生が終わった】と思い、【仕事なんてやってたって】と思った晃太郎。
仕事の納品は他の人に任せ結衣が目を覚ます7時間もの間ずっと隣にいました。

結衣は晃太郎の気持ちも変えることができたのです。
この先また仕事に打ち込むようになるかもしれないけれど、結衣の行動によって何かがかわったように思えます。

 

事態を重くみた社長は納品に一緒に出向き、部下の命の方が大事、無謀な案件をするのであれば今後取引しなくても良いことを伝えます。
そして仕事を勝ち取り、また自社の働き方改革にさらに力を入れることにするのです。

Sponsored Link

わたし定時で帰りますネタバレ!結衣と巧の結婚は?

目が覚めた日は結衣の両家顔合わせの日でした。
病院にいた結衣は婚約指輪を自宅に置き忘れていることに気が付き、巧には3日職場に泊まりそのまま顔合わせ会場に行くと伝えていましたが、一度家に帰ることにしたのが運命の分かれ道!

巧は結衣と同じ、寂しいのに耐えられない人。。。

晃太郎に送ってもらい自宅へ着いた結衣だが、自宅には巧の部下がいるようで2階の寝室から物音が聞こえます。
以前巧と巧の部下と道端であったとき、部下の女性が履いていた靴を見つけた結衣。
晃太郎がバレないように確認しに行き、浮気していることが確定し家をあとする2人。

結衣は見て見ぬふりをしようと思いますが晃太郎が止め、結婚指輪を川へ投げ捨てます。
そして両家顔合わせ、結婚は中止に。

 

落ち込む結衣だが晃太郎のおかげで笑うことができました^^

時間は定時、仕事に戻る?と聞く結衣に、【もう定時だし帰る時間】飲みに行こう!と誘う晃太郎!!!

2人は晴れ晴れとした様子で飲みに行きました。

【end】

 

わたし定時で帰りますを読んだ感想

何が正しくて何が間違っているのか、自分はどう生きていきたいか、など考えさせられる小説でした!

会社のために仕事をすることも間違いではない、けれど待っている人がいる。
自分のために仕事をしてプライベートを満喫するのも間違いではない。

どこでセーブをするのか、何が変われば職場環境が変わるのか、変えることは難しいんだなと思いました。

 

結衣は自分の考えを貫く強さがある女性です^^
周りと同じようにしていたほうがラクなのですが、結衣は自分だけ違っても気にしない!シャットアウトができる人。

成功と失敗を繰り返し、悲しみを乗り越え今がある結衣。
かっこいいなと思いました!!!

 

この小説のラストは何回も読みました^^!
結衣の言葉が、爽快!気持ちがいいです!!!

ネタバレ記事を書いていますが、
この気持ちよさは小説を読まないと味わえないものです(笑)

またここには書ききれなかった出来事もたくさんあるので、時間がある時に小説も手に取ってみてくださいね!

 

 

Sponsored Link