こちらの記事ではパーフェクトワールド8巻のネタバレと感想をお届けします!
まだ7巻のネタバレをまだ読んでいない方はこちらからネタバレを見れます。
パーフェクトワールドは有賀リエさん原作で、映画化・ドラマ化されるとても人気のある作品です。
やっぱりネタバレを読まずに作品を見る!っというかたはこちらから作品が見れます^^
川奈つぐみ(26)
インテリアデザイン会社クランベリーズに勤務していたが、父の病気の実家のある松本へ帰り地震にあう。
鮎川樹(26)
車イスの一級建築士 講談設計事務所に勤務。
松本の実家にいるときに地震に遭遇したがつぐみに助けられる。
是枝くん(26)
つぐみと樹の同級生で東京でSEをしている。
長沢さん
元看護師で樹のヘルパー、生活全般の世話をしており樹と付き合っている。
第35話 灯の中で
後悔があると伝えたつぐみ、2人は散歩にでることに。
そこで日本各地の震災復興を祈るキャンドルナイトが開催されていました。
夜の暗闇に輝くキャンドル。
メッセージを書いて灯すことにした2人。
そこで樹は震災の後重傷のことを思い出したと話をはじめます。
一瞬の油断だった
樹は事故があった日、大学、図書館、バイト行った帰りの道。
夜暗くて見通しの悪い雨の中、自転車に乗って家に帰っている途中に車と事故を起こしました。
目が覚めると病院で、背中の激痛、足の感覚がまったくなかったという樹。
バスケや彼女とのデート、親孝行、現場の足場だってもっと登っておけばよかった。
もっともっと・・・と絶望のどん底にいた時のことを思い出したという樹。
今までは忘れるようにしてきたけれど、失ったものを見つめながらどう生きていくのか答えをだしていくという考えに変わったようです。
そしてつぐみと樹はキャンドルの灯された道を歩きます。
すべてを裏切っても、失っても、私は鮎川が好きなんだ。
自覚したつぐみだが、もう想いは伝えられないと涙を流しながら灯りを見つめています。
その時、樹がつぐみの手を握ります。
俺も後悔があるんだ。川奈が好きだ!
樹がつぐみに告白するのでした。
第36話 許されざる想い
2人は始発までバーでお酒を飲んだり東京の街を散歩して過ごしました。
すぐ会いに行く
と言い、つぐみを見送った樹。
そして2人はそれぞれ自分のパートナーに連絡をいれるのです。
つぐみは是枝くんい電話したが繋がりません。
是枝くんはつぐみが自宅にこなかったことでもう終わるんだと眠れない夜を過ごし次の日は仕事に没頭。
そして夜樹のもとを訪ねました。
一回だけ殴っていい?
と殴りかかろうとするも直前でやめた是沢君。
高校時代告白できなかったが、再会したとき車イスの樹と一緒にいるのを見てた時、
心の奥底で【今なら勝てる】って思ったんだ。
それを聞いた樹も自分の感情をあらわにします。
つぐみのことを何度も断ち切ろうとしたができなかったこと。
歩けなくなってからは誰かを好きになってはいけないと思っていたと。
けれど・・・
俺だって、幸せになりたいんだよ!!!
それを聞いた是枝くんは、次に川奈の手を離したら殴ると言い帰っていきました。
そしてつぐみに連絡をいれるのです。
樹と話をしたからメールの返信も自分にもあわなくていいこと。
本当に幸せだったこと。
昨日会えたらプロポーズしようと思っていたこと。
そして・・・
俺はこの先もずっと君の幸せを祈っています。
その場に崩れ落ち泣いているつぐみの姿がありました。
第36話 過去と未来の間で
樹は長沢さんの待つ家に帰りました。
メールで話があることを伝えていた樹。
話を切り出そうとする樹だが、何を言われるか分かっている長沢さんは帰ると家をでようとします。
追いかけようとした樹はめまいを起こし長沢さんが樹のもとに戻り支えると、座っている椅子に大量の血がついていたのです!!!
急いで病院へ向かう2人。
診断の結果、褥瘡の急激な悪化、内部に空洞ができ、初期の敗血症を起こしている可能性があると。
感染症リスクを避けるため手術はせず抗生剤で抑えていたが、敗血症の発症は命に関わる為手術をしたほうが良いと長沢さんは先生に言われました。
手術後2カ月は休む必要がある程大変な手術になるようです。
長沢さんは樹の病室に戻り樹と出会ったころのことを思い出します。
リハビリしている患者さんの為に職員でよさこいを踊るイベントを開催した長沢さん。
踊りが下手だったが練習をして本番は完璧に踊ります。
そして見に来た樹が、踊り終えたあとに見せてくれた初めての笑顔。
私はあなたの人生のそばにいたい。そして見守り続けたい。
長沢さんから連絡を受け病院へ駆けつけたつぐみ。
あの時から何が変わったのか、私に見せてよ。
つぐみに対して長沢さんは心の中で思うのでした。