2019年10月から3月まで放送される朝ドラ「スカーレット」
この記事では主人公の川原喜美子の幼馴染・熊谷照子の実家である丸熊陶業について見ていきたいと思います。
丸熊陶業に実在モデルは存在するのか?
詳しく見ていきましょう!
Contents
朝ドラ【スカーレット】丸熊陶業とはどんな所?
照ちゃんのお父さん、熊谷秀男さんが初登場です🆕
照ちゃんは三味線のお稽古の帰りかな?綺麗な振袖がよく似合っていますね🙆#スカーレット pic.twitter.com/nKrWp0H9k8— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 1, 2019
朝ドラ「スカーレット」では信楽で一番大きな窯元として名前がでてくる丸熊陶業。
丸熊陶業とは主人公の川原喜美子の友人となる熊谷照子の実家。
そして川原喜美子の父親である川原常治は、丸熊陶業で運送の仕事を始めます。
また成長した川原喜美子が就職する場所でもあるんですよ♪
朝ドラ「スカーレット」にとってかなり重要な位置づけにあるのが丸熊陶業なんです。
この丸熊陶業に実在モデルは存在するのか?
気になりますよねー^^
ちなみにこの丸熊陶業の娘である熊谷照子は信楽一のお嬢様ということで皆から一目置かれている存在なんです。
ですがプライドも高く勝ち気な性格から友達はいないんですよね(笑)
幼い頃から三味線、日本舞踊を習い綺麗な着物を着たりしていて、生活が苦しい川原喜美子とはまったく違う生活をしています。
川原喜美子と熊谷照子は波長が合うようで、柔道を一緒に習ったりと喧嘩しつつも仲が良くなります。
また熊谷照子の兄が戦争で命を落とした為、婿をとり家業を盛リ立てようと奮闘するなど、川原喜美子とは別の苦労をするようです。
では丸熊陶業の実在モデルを見ていきましょう!

朝ドラ【スカーレット】丸熊陶業の実在モデルは?信楽一の窯元の現在も!
朝ドラ「スカーレット」には原作はありませんが、神山清子さんの半生をモデルとして描かれている作品です。
実在モデルである神山清子さんは「近江化学陶器」に就職したと言われています。
この近江化学陶器は神山清子さんの工房である寸越窯の近くにあるんです!
そのことからも近江化学陶器株式会社への就職が有力だと言われています。
距離にして徒歩2分なんです。
また将来の旦那さんである神山易久さんとの出会いも就職先なんですよね!
近江化学陶器株式会社について詳しく見ていきましょう。
近江化学陶器株式会社とは明治7年に創業、130年もの歴史がある会社です。
130年の歴史、本物志向の焼き物、日本人が日本人のための焼き物があります。
弊社では、常に原料・釉薬・焼き方など自社研究・ 商品開発に日々取り組んでおります。
原料採取から出荷まで一貫生産対応!さらに、エージングまで対応できるため、歴史的建造物、 メモリアルなどお客様の要望に合わせて開発・製造できます。
また、昭和から平成にかけて、美しい環境づくりに寄与すべく、建築の外装材を通じて日本的なる美しさを追及してきた当社であり ますが、21世紀に入り新しい時代の要請である「地球環境」に対しても当社がこれまで培った窯業並びに外装建材の技術・ノウハウを 通じて貢献したいという決意のもと、研究を重ねてまいります。引用:近江化学陶器株式会社
創業当時は「信楽鍋要」「信楽糸取鍋合名会社」という社名で陶器製の糸取鍋を製造していました。
昭和16年に現在の「近江化学陶器有限会社」を設立し、昭和36年に「近江化学陶器株式会社」となり現在に至ります。
有限会社設立後は理化学陶器へシフトし、金属製品が不足した戦時中は陶器製のガスコンロなどを製造。
戦後は火鉢の製造で会社は活気づきますが、家電製品が出回ったことにより近江化学陶器は主力を火鉢から植木鉢やタイルの生産へと移します。
現在はタイルメーカーとして、オーダータイル、住宅用外装材などを提供してます!
時代と共に変化し成長している歴史ある会社なのです。
朝ドラ【スカーレット】丸熊陶業の実在モデルは「近江化学陶器株式会社」が有力!
朝ドラ「スカーレット」では世界的な芸術家としてジョージ 富士川(西川貴教)が登場します。
このモデルは岡本太郎氏だと言われています。
岡本太郎氏と近江化学陶器株式会社、そして信楽には深い繋がりがあるんです。
この関係も描かれていくのではないかと思います。

朝ドラ【スカーレット】糸取鍋や陶器製のガスコンロ、火鉢とは?
糸取鍋や陶器製のガスコンロ、火鉢なとイメージが湧かないですよね。
こういったものを製造していたようです^^
糸取鍋とは、繭を煮て生糸を引き出すのに使う陶製の鍋のこと。
画像はこちら
→滋賀県立琵琶湖文化館
現代のガスコンロは、薄い金属製のガスコンロが主流で、飲食店向けに鋳物のガスコンロもあるけど、かつては陶器製のガスコンロもあったようです。ただ、耐久性にフアンがあるので、たまに鍋を置いたら壊れることもあった。 pic.twitter.com/0AvEz3Yw
— かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン (@wak) November 4, 2012
丸熊陶業の窯(おそらく連房式登窯)から窯出しされる火鉢。
ここで一口メモ。重ねて焼かれる火鉢の下には釉薬で火鉢同士がくっつかないようにトチン(左の写真 一番下の円筒形のもの。陶枕、土地とも書く)や胎土目(右の写真 陶土を団子状に丸め、焼成前の陶器の底に付けておく)を挟む。 #スカーレット pic.twitter.com/eDyxzinMyQ— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) October 1, 2019
時代と共に人々の役に立つものを製造している近江化学陶器株式会社。
現在もタイルの製造や外壁施工、タイルの補修などで、
・関西大学メディアパーク凛風館
・京都大学百年記念施設
などを手掛けています。
スカーレットでの丸熊陶業も今後時代と共に事業展開を変更していく時期が来るでしょう。
戦後どのように人々の暮らしが変化していくのかも見所の一つですね!
